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高校進学時から見ていた介護職の道

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島根県大田市出身。
『特別養護老人ホームかんどの里』に勤務して7年目。

林茉美さんは、周囲に暖かい光を照らすような明るい笑顔が印象的な方。
介護職への道は高校選択時に決めていたそうだ。

『高校は大田市にある県立邇摩高等学校に進学しました。
そこには福祉コースがあり、保育士と介護士を選択するのですが、迷わず介護士の道を選びました。小さい頃からおばあちゃん子でしたし、人との関わりが好きなんです。
周りからは世話好きともよく言われます。

高校でヘルパー3級と2級を取得し、卒業後は出雲市内にあるトリニティカレッジ出雲医療福祉専門学校に進学。
介護福祉士の資格を取得しました。』

『特別養護老人ホームかんどの里』はユニット型と呼ばれる特別養護老人ホーム。
要介護状態のためご自宅で生活が難しくなった高齢者の方が入居されており少人数のグループによる家庭的な雰囲気のなかで生活をしている。

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『ここでの仕事は365日24時間、食事や排泄、入浴等、利用者さんの生活を支援をしています。
ほぼ寝たきりの方であったり、認知症の方、重度の方も多いですが、どれだけ安心して生活してもらえるか試行錯誤してやっています。

この仕事のやりがいですか?
利用者さんの笑顔だったり、ご家族の方の”ここに入居させてもらってよかった”と言ってもらえると本当に嬉しいです。

日々楽しくなる工夫もしています。
外で食事をしたり、遊んだりとイベント活動を一ヶ月に一回は行っています。
いちご狩り行ったりサンマを炭で焼いたり。。。
ここにいる方はなかなか外に出ることができないから本当にみんな楽しそう。
それをすると普段はご飯を一杯しか食べない方がおかわりしたり、どこからともなく万歳三唱が始まったり(笑)
利用者さんも間違いなくテンションが上がるんです。

この間は芋掘りに行ったんですが砂の上だから皆んな動きにくく砂だらけになって、、、。

大変だったんですが、もう皆さんの笑顔が最高でした。
”やってよかった”といつも思います。』

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利用者さんもスタッフも皆が心待ち『かんどの里』イベント行事

利用者さん ひとりひとりと寄り添いたい

『「特別養護老人ホームかんどの里」は10人単位のユニットケアなんですが、ユニットケアとしての基準があるのです。

今言われているのは、これからは利用者さんそれぞれの生活スタイルに合わせた介護をしようということでして、起きる時間、食べる時間、それぞれのスタイルを尊重しようということです。
夜間に風呂に入っても良いし、朝ご飯を食べたくなければ食べなくても良いんです。
要は在宅時の生活をそのまましてもらおうということです。

つまり、実際には十人十色の介護になるということです。
やることは間違いなく増えるから、時間的にも人員的にも実現にはとても難しい。

なのでまず小さいことからやっていくようにしています。
私はお部屋作りから頑張ろうと思っています。
個室を一戸のアパートと捉えている。
アパートは何もないから自分で持ってこないと生活できないから自分で持ってくるという考え方です。

例えば、利用者さんには在宅時の馴染みのものをもってきてもらうようにしています。
これまで使っていたタンスとか鏡台とか絵とか何でもいいんです。
自分のものを持って来てもらい生活してもらう事。
それで利用者さんにここが自分の部屋だと理解、把握していただき、最終的には家で生活していた時の生活リズムに戻してあげたいんです。』

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利用者さんと気さくに接し、話しかける林さんの回りには自然と笑顔の輪が生まれる。
家族同然の雰囲気は見ているこちらまで楽しくなる。

一生懸命、仕事に打ち込む林さん。
仕事とプライベートのバランスをどのようにコントロールをしているのだろうか。

 『休みの日はとにかく遊びます。
専門学校時代の友人とは今でも仲良しで、食事に行ったり、飲みに行ったりしますが、一番は旅行をすること。
友人と休みを合わせて、結構、旅に出ていますよ。

友人の存在はとても大きいです。
同じ業界で働く仲間としてみんなの活躍が励みになっているんです。
横のつながりは本当に大事です
遊びも仕事も全力に。
それが私のスタイルです。』

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友人と京都にて。

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社会福祉法人 神門福祉会