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20代男性看護師 介護現場への選択

エスポアール出雲クリニックが運営する「認知症高齢者グループホームおちらと」で働く看護師、吉原さん。
吉原さんは京都で生まれて10代を島根県奥出雲町で過ごした。
紅い鷹とかいて”こうよう”と読む、名前の由来は中国の四神・朱雀にあるとのこと。
珍しい名前であることは初対面の方との話のきっかけになることが多く、むしろ喜ばしいことだとか。

島根県において10%にも満たない男性看護師の数。
20代の男性看護師が介護施設に常駐するということは珍しいらしい。

『両親の仕事の都合で、小学校卒業のタイミングで京都府京丹後市から島根県奥出雲町に引っ越してきました。
仁多中、横田高と10代を過ごしましたが、京丹後と奥出雲は似ている部分も多く、暮らしにすんなりとなじめました。
友達も多くできて奥出雲には楽しい思い出が沢山です。

高校卒業後は益田にある石見高等看護学院に進学し、看護師の勉強をしました。
実は私、10人兄弟の長男でして、一番下の妹はまだ6歳。
看護師を目指そうと思ったきっかけは母の出産の関係で病院についていく機会が多く、看護師さんの仕事を間近で見ていて、”看護師の仕事っていいな”と思っていました。

専門学校の卒業後は益田の赤十字病院で外科に所属。
3年間務めた後、実家の奥出雲に近いところにいたいという思いから転職を決意。
いくつか候補がある中、出雲市内にある『エスポアール出雲クリニック』に転職しました。

ここを志望した理由は2つありまして、一つ目は精神科に高橋先生という有名な方がおられて、その先生から学びたかったという事。
二つ目は介護に興味を持っていたことです。
専門学校時代にまで遡るのですが、おじいちゃんおばあちゃんと接する機会があり、とても楽しく、とても新鮮だった事。
昔の話、昔の遊び、今では体験できない話、そんな高齢者との会話はとても面白いんです。

当初は精神科のデイケアで働くことを希望していたが、人事の関係でグループホーム「認知症高齢者グループホームおちらと」で働くことになりました。
今2年目ですが、実際に働いてみて、高齢者や認知症の方と関わっていくとグループホームも面白いなと思うようになりました。
精神科だけじゃなくて、認知症の方からもたくさん学びたいです。
まだまだ経験が浅いから、もっと勉強して自己研鑽をしていきたいです。』

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利用者さんと一緒に生きていきたい
『日々、介護士同様、食事や入浴等、利用者さんの暮らしのお世話を行っています。
それは病院勤務の頃と変わりはありません。 
その上で採血とか、点滴といった医療処置が必要であれば対応します。
それが出来るのは看護師だけです。
その上で、利用者さんの日々の様子や容態といった情報をクリニック側とやりとりするという役目があります。

病院と介護施設を比べた時に、大きな違いは患者さんと利用者さんとの関わり方でしょうか。
病院には退院があります。 看護師は病気を抱えられて入院された患者さんが退院をするまでの支援をすることが役割です。
患者さんと目標をしっかり設定して、1日1日をどう過ごしていこう、達成していこうとゴールをみて一緒に頑張ります。

一方、グループホームでは、利用者さんには家として過ごしていただくので、ずっと一緒に居られる家族のような関係。
同じ時間を過ごしながら、かけがえのない関係が築かれていく。
利用者さんと一緒に生きていきたい。
僕は10人兄弟だから集団での生活も得意ですし、和気あいあいと楽しく過ごせる今の環境がとても嬉しいです。』

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医療法人 エスポアール出雲クリニック