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距離を開けて気づいた 介護士への情熱

 『介護の仕事に就きたいと思ったのは中学生の時。
きっかけは大好きなおじいちゃんとおばあちゃんの老後を自分が面倒見たいと思ったからです。それも自分が働く施設で。

その思いがあり、福祉コースのある高校へ進学しました。
在学中にヘルパー2級を取得し、介護職の道を順調に進んでいたと思いますが、高校卒業後の進路で少々遠回りをしました。

社会福祉士もいいなという気持ちが芽生えたんです。
お金のこととか、仕事の内容のこととか、当時とても魅力的に思ったんでしょうね。
そんなこともあり、社会福祉学科のある大学に進学したのですが、介護士の夢と距離をおいたら、逆に介護士への情熱に気づきました。
”やっぱり現場で利用者さんと触れ合いたい!”と思ったのです。

大学は卒業しましたが、おおつか福祉会のもくもく苑(特別養護老人ホーム)に介護職員として就職しました。』

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私が元気をもらっている

『入社後3ヶ月は研修期間で、先輩の介護士に付き添わせていただき仕事を学びました。
私の場合、高校で介護施設に実習に来ていたので排泄介助等、全く気にならなかったのは大きかったと思います。

現在4人の利用者さんを担当しています。
3交代制で、体力的にきつい勤務体系と思われがちですが、全然大丈夫です。
夜勤明けでも遊びに行きますよ。
眠くなかったら映画を見に行ったり、買い物したり、仲の良い職員どうしで休みを合わせて食事に行ったりしています。
先日もコテージをみんなで借りて、朝まで飲んでいました。

介護の仕事をしていて利用者さんとのふれあいが何よりも楽しいです。
一緒に歌を歌ったり、ご飯が好きな利用者さんとは今日のご飯について話したり。 症状により会話のキャッチボールができない利用者さんもおられます。
それでも一緒にいるだけで楽しいんです。
会話がなくても寄り添うことでコミュニケーションをとれると思っています。

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介護職を選んで、良かったと思います。
対人の仕事なので、時に感情的になることもあります。
けれど言葉を交わし、笑い合えばすぐに忘れてしまいます。

周りからは仕事愛が異常と言われるんですよ。
夜勤明けに利用者さんの部屋に遊びに行って30分くらい話していたり。。。
きっと私が元気をもらっているんでしょうね。
笑顔は相互作用するから、私も自然と笑顔になるし、笑顔の連鎖が生まれるんだと思います。』

石田さんのおじいちゃん。
孫がいるところだと他の職員さんたちがやりにくいだろうということで、別施設を選ばれたとか。
けれど関わる利用者さん全てが、石田さんにとっては大切なおじいちゃん、おばあちゃんなのでしょう。

『今年で介護福祉士の受験資格が得られる実務経験3年が経ちました。
年々難しくなっていっている介護福祉士試験ですが、年内の取得を目標に勉強しています。

介護の仕事は介護福祉士の資格がなくてもできますが、資格があれば、利用者さんに対してできることが増えます。
もっと利用者さんを支えられる仕事をしていきたいです。』

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■関連リンク

社会福祉法人 おおつか福祉会