学校法人水谷学園 出雲北陵中学校にて介護の基礎的講座を実施しました
高齢者の身体の特徴や介護の仕事に対する理解を深めるとともに、「福祉の心」を育むことを目的に「中学生向け介護の基礎的講座」を実施しています。
令和5年11月1日(水)に学校法人水谷学園 出雲北陵中学校の1年生を対象に、介護の基礎的講座を実施しました。
出雲市内の福祉施設職員が講師となり、福祉についての話や、高齢者疑似体験キットを身に着けた高齢者疑似体験を行いました。
高齢者疑似体験の内容
1.立ち座りのコーナー
椅子からの立ち座りを体験しました。
2.文字を見る・書くコーナー
色の違う標識の見え方の違いなどを体験しました。
3.買い物コーナー
両手に軍手をして財布から小銭を出し入れすることを体験しました。
生徒の反応
・年齢を重ねるごとに体の機能が低下していくのは自然なことなのだということを教えてもらいました。
・介護している人は、高齢者の人のこと全てを手伝いしていると思っていたけれど、本当はできることは自分でやり、
出来ないことを手伝っているのだということが分かりました。
・高齢者の人は簡単に座ったり立ったりできないことや、視野が狭まったり色が見えにくくなったりすることを知ることが
できました。
・自分が思った以上に高齢者は大変だと思いました。おじいちゃんやおばあちゃんを手助けする時も気遣ってできないことを
補ってあげないといけないなと思いました。