出雲市立佐田中学校にて介護の基礎的講座を実施しました
高齢者の身体の特徴や介護の仕事に対する理解を深めるとともに、「福祉の心」を育むことを目的に「中学生向け介護の基礎的講座」を実施しています。
令和5年11月16日(木)に出雲市立佐田中学校の1年生を対象に、介護の基礎的講座を実施しました。
出雲市内の福祉施設職員が講師となり、福祉についての話や、高齢者疑似体験キットを身に着けた高齢者疑似体験を行いました。
高齢者疑似体験の内容
1.立ち座りのコーナー
椅子からの立ち座りを体験しました。
2.文字を見る・書くコーナー
色の違う標識の見え方の違いなどを体験しました。
3.買い物コーナー
両手に軍手をして財布から小銭を出し入れすることを体験しました。
4.階段
階段の昇り降りを体験しました。
5.ごみ捨てコーナー
ごみ袋へごみを入れ、袋の口を縛り、袋を捨てるまでのごみ捨てを体験しました。
生徒の反応
・福祉とは、(ふ)普段の(く)暮らしを(し)幸せにすることと初めて聞きました。
・高齢者の気持ちが分かって、これから困っている人を助ける時は今回体験して不便だった所を助けていこうと思いました。
・人は年をとると、近くの文字が見えない、遠くの文字が見えない、音が聞こえづらい、手がふるえる、指の感覚が
なくなる、ちょっとしたことで足が痛くなるということを知り、自分にもできることがあれば手伝いたいと思いました。
・佐田町の高齢化率は自分の中では60%、70%くらいだと思っていたけど、49.41%で少し安心しました。
近い未来には本当に60%、70%になっているかもしれないと思いました。
協力施設