出雲市立南中学校にて介護の基礎的講座を実施しました
高齢者の身体の特徴や介護の仕事に対する理解を深めるとともに、「福祉の心」を育むことを目的に「中学生向け介護の基礎的講座」を実施しています。
令和5年12月8日(金)に出雲市立南中学校の3年生を対象に、介護の基礎的講座を実施しました。
出雲市内の福祉施設職員が講師となり、福祉についての話や、高齢者疑似体験キットを身に着けた高齢者疑似体験を行いました。
高齢者疑似体験の内容
1.立ち座りのコーナー
椅子からの立ち座りを体験しました。
2.文字を見る・書くコーナー
色の違う標識の見え方の違いなどを体験しました。
3.買い物コーナー
両手に軍手をして財布から小銭を出し入れすることを体験しました。
生徒の反応
・介護の大変さは知ってるつもりだったけれど、一人一人に合った介護の仕方があり、自分も一緒に楽しむことが必要だと
いうことが分かりました。
・介護の仕事についてくわしく聞いて、大変なこともあるけれど、お年寄りの方に喜んでもらえたり家族に感謝されたりする
やりがいのある職業だと改めて思いました。
・体験では、買い物やいすに座るなど普段あたりまえにできている動作もとても難しく、見えなかったり聞こえなかったり
するのが怖かったです。
・体験をして、聞こえにくかったり見えにくかったりして大変だったので、今後そういう人を見かけたら気にかけてあげる
ようにしたいと思いました。
協力施設