令和２年度介護⼈材の確保・定着に向けた事業計画

　令和２年度においては、次のとおり取り組むこととしています。

１．イメージアップに向けた取組

　介護の魅⼒を介護現場や介護を目指す学⽣・保護者・教員を含めた多様な年齢層に向けて発信し、介護業界のイメージアップを図り、介護職場への就業促進及び定着化につなげる。

（１）介護の魅⼒発信ホームページIZUMO KAIGO LIVE（https//www.izumo-kaigo.jp/）にインタビュー、座談会、動画、介護に関連するイベント情報、求⼈情報、本市の取組を紹介する記事等を掲載する。

（２）市公式SNS（Facebook、Twitter、YouTube）を活⽤し、情報発信する。

　市内介護従事者向けのキャリアアップにつながる研修会を開催する。

　今年度は、Webによる研修を検討している。今後の状況によっては、開催回数減または中⽌の可能性あり。

　若⼿職員（経験年数概ね3年未満）が⼀堂に会し、介護事業所を超えた職員同⼠のネットワークを構築するとともに、介護職の魅⼒を再確認するなどの取組を推進することにより、若⼿介護⼈材の離職を防⽌し、職場定着を図る。

　今年度は、Webによる交流会の実施を検討している。

　互いに所属する事業所外の施設を⾒学することで、新たな発⾒や気づきにより、⾃施設でのサービスを⾒直すきっかけとなり、さらなるサービスの質の向上につなげる。

　今年度は、動画撮影し、市公式YouTubeへ掲載することを検討している。

　介護未経験者の介護分野への参⼊のきっかけを作るとともに、介護分野で働く際の不安を払拭するため、介護に関する⼊門的な知識・技術を習得するための「介護の⼊門的研修」を実施し、研修修了後に介護施設等とのマッチングを⾏う。

　介護の職場に就業希望の⽅を対象とした２１時間研修を実施する。

　介護サービス事業所における介護従事者の資質向上を図り、介護⼈材の育成を推進するため、介護職員初任者研修⼜は介護職員実務者研修の修了者に対し、受講料及び教材費の⼀部を補助する。

　　補助内容等については、後⽇掲載予定。

　中学校学習指導要領の改訂により、今後「技術・家庭科」で介護など⾼齢者との関わりを実践的に学ぶことが規定され、令和3年度から完全実施することになった。

　市内の介護職員を市内中学校に講師として派遣し、介護学習を効果的に実施する「介護の基礎的講座」を市内中学校で体系的に実施することを通じて、未来の担い⼿づくりにつなげる。

　今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響から中⽌し、令和３年度以降の実施について、事業内容を検討する。