出雲市立第二中学校にて介護の基礎的講座を実施しました
高齢者の身体の特徴や介護の仕事に対する理解を深めるとともに、「福祉の心」を育むことを目的に「中学生向け介護の基礎的講座」を実施しています。
令和5年11月28日(火)に出雲市立第二中学校の3年生を対象に、介護の基礎的講座を実施しました。
出雲市内の福祉施設職員が講師となり、福祉についての話や、高齢者疑似体験キットを身に着けた高齢者疑似体験を行いました。
高齢者疑似体験の内容
1.立ち座りのコーナー
椅子からの立ち座りを体験しました。
2.文字を見る・書くコーナー
色の違う標識の見え方の違いなどを体験しました。
3.買い物コーナー
両手に軍手をして財布から小銭を出し入れすることを体験しました。
生徒の反応
・視界が悪く歩くのが難しいときに、友達に引っ張ってもらってすごく安心しました。高齢者の方も引っ張ってもらうと安心
するのかなと思いました。
・お金を出すときにも見にくくて、とても焦ってしまって、高齢者の方もこんな感じなのかなと思いました。
「ゆっくりでいいですよ」など声をかけて安心させてあげたいなと思います。
・介護は「高齢者のお世話をする」というイメージだったけど、さりげなく「できないところを補うこと」だと知り、
イメージが変わりました。
・色々なときに杖は欠かせなかったので、街中で杖が倒れて困っている人がいたら助けてあげたいです。
今日体験したことを家で話したり、祖父母に聞いてみたりして、福祉について考えようと思いました。